渋川煮のとっておきレシピ♪保存方法や傷んでる場合の見極め方もご紹介!

渋皮煮お家のこと
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こんにちは、ママンです‼︎

すっかり秋めいて、栗の美味しい季節になりましたね。

今日は栗の渋川煮のとっておきの作り方をご紹介

お恥ずかしながら、ママンが渋川煮の美味しさを知ったのは大人になってからのこと。
ママ友のお家に遊びに行った時に、「これうちの母が作って送ってくれたの」と言って食べさせてくれたのが渋川煮でした。

それはもう本当にすごく美味しくて。

でもその時はまだ渋川煮を作る大変さを知らずにいたので、美味しい♪と思いながらペロリと食べてしまった気がします。
なんならおかわり欲しいくらいの感じに見えたのかもしれません。←ほんと恥ずかしいw
「これ母が一生懸命作ってくれたからたくさんはあげられないんだ」とママ友。
今、実際自分で作るようになって、仰る通りですと言いたい。

ママンも自分の家族に食べさせてあげたい‼︎って思って作るようになりました。
ママ友のお母さんのレシピを教えてもらって作っています。
手間と時間はかかるけれど、簡単で美味しいので作ったことないよ〜っていう方も是非チャレンジしてみてください。

去年購入した栗があまり良くなくて、せっかく手間暇かけて作るのだから今年は残念なことにならないように、いつもは近所の農園で購入する栗を今年は初めてネットで購入しました。
ブランドを気にして購入したこととかなかったけれど、利平栗にしてみました。

届いた栗はこんな感じです。

渋皮煮 利平栗
渋皮煮 利平栗

2Lを2kg購入。大きいものは4.5cmくらい。小さいものは3.5cmくらいでした。1cm違うと随分大きさに違いを感じてしまいますね。
お湯につけてみると浮いてきた栗は一つだけでした。浮いてくる栗は虫食いだったりしてあまり良くない栗なのです。

材料

▪️ 栗   1kg
▪️ 重曹  小さじ3くらい
▪️ 砂糖  700g

作り方

栗の鬼皮をむきます

渋皮煮

①栗を鍋やボウルに入れ、かぶるくらいの熱湯を注ぎます。そのまま冷めるまで置いておきます。
30分~1時間ほど置いておくと皮が柔らかくなり剥きやすくなります。

渋皮煮

②鬼皮をむきます。栗の底部に包丁を入れる。ひっぱりながら鬼皮を剥いていきます。
くれぐれも手を切らないように気を付けて下さいね。

渋皮煮

栗は乾燥しないように剥いたものから水にさらしておきます。
栗くり坊主を使うと手早く剥けると教えていただきました。来年は試してみようと思います

重曹でアク抜きをします

④重曹を入れて煮ることでアク抜きと渋皮を柔らかくすることが出来ます。
鍋に鬼皮を剥いた栗を入れ、栗がたっぷり浸かるくらいの水を入れます。重曹を小さじ1入れて強火にかけます。

渋皮煮

煮立ったら弱火にして、沸騰させないように20分ほど煮ます。
湯が赤黒くなってアクが出てきます。

渋皮煮

⑥栗をザルにあけ、鍋を洗う。栗が乾燥しないように手早く。
栗を鍋に戻し、水が綺麗になるまで栗に強く水が当たらないように注意して水道水を注ぎこぼす。
④~⑥の作業をもう2回行う。

栗の掃除をする

渋皮煮

⑦3回のアク抜きが終わったら栗の表面を綺麗にします。この作業の丁寧さで口あたりと見た目に差が出ます。

水にさらしながら、矢印の固い筋を爪楊枝でそっと取り除きます。渋皮を破らないように。

渋皮煮

⑧続けて栗の表面を優しく指の腹で軽くこする。写真のように表面が薄い綺麗な色になります。
綺麗になった栗は水にさらしておく。
この時あまりにも大きく渋皮が破れてしまったものは取り除いておきます。

シロップで煮ます

渋皮煮

⑨鍋に水2リットルと砂糖700gを入れて火にかけます。沸騰したら一旦火をとめて栗をそっと入れます。
沸騰させないくらいのとろ火で1時間ほど煮込みます。
煮込んだら蓋をして1晩そのまま置いておきます。

渋皮煮

⑩翌日、栗をボウルなどに取り出し、乾燥しないようにしっかりラップで包んでおく。

渋皮煮

⑪鍋に残ったシロップをとろみがつくくらいまで煮詰める。元の3/4~2/3量が目安です。
煮詰めたシロップに栗をそっと戻し入れてとろ火で栗を温める。
出来上がりです。
長期保存するには次で用意する瓶に詰めましょう。

瓶詰めでの長期保存方法 

渋皮煮

①瓶や蓋、スプーンを鍋に入れてる。沸騰してから15分程煮沸します。
この間に別にお湯を用意しておきましょう。

渋皮煮瓶詰め

②キッチンペーパーの上で自然乾燥させる。瓶が温かいうちに、温めた栗を瓶に詰める。シロップは栗がちゃんと浸かるように入れる。
蓋はきつく閉めずにゆるめに閉めておく。

渋皮煮瓶詰め

③鍋底に布巾を敷き、そこに先ほどの瓶を並べる。
①で用意したお湯を瓶の高さ2/3くらいまで張り、弱火で20分程度沸騰させる。
途中瓶の蓋をきつく締めます。鍋から取り出して自然に冷めたら完成です。

短・中期保存方法

上記の長期保存以外にすぐ食べきれる程度の量の場合は、密閉容器に栗とひたひたになるくらいのシロップを入れ、冷蔵庫で保管して1週間を目途に食べきりましょう。

冷凍保存も可能です。瓶詰めよりも保存期間は短くなりますが、その場合はシロップと一緒に1粒づつラップに包んでジップロックに入れて冷凍します。
食べる際には冷蔵庫で自然解凍でいただきましょう。急いでいるときはジップロックのまま流水にかけて解凍すると良いでしょう。

傷んでいるかの見極めのポイント

色々な保存方法が可能な渋皮煮ですが、保管していると雑菌が入って痛んでしまうこともあります。ママンも瓶詰めの際に失敗してしまったことがあります。

シロップの甘みが少ないほど悪くなりやすいので砂糖の濃度にも注意が必要です。
傷んでいる時には次のような特徴があるので気をつけて。

  • シロップが濁っている
  • シロップが糸を引く
  • シロップが泡立っている
  • 変色している
  • カビが生えている
  • 異臭がする
  • すっぱい味、変な味がする

上記の場合は食べるのをやめましょう。

なかなか手強い渋皮煮。でもあの美味しさを存分に味わえる満足感。毎年とは言わないので1度チャレンジしてみてください。
分からないことがあれば気軽にご質問くださいね。

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