2泊3日で楽しむ世界遺産 屋久島の旅 太鼓岩まで行かない 苔むす森(もののけの森)半日トレッキングツアー

屋久島
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屋久島 白谷雲水峡 苔むす森(もののけの森)までの半日ツアー 太鼓岩まで行かない選択

1月中旬、屋久島2泊3日の旅へ出かけました。2日目は白谷雲水峡の半日苔むす森トレッキング&半日安房川カヤックのツアーへ参加しました。今回は苔むす森までのトレッキングについて紹介します。カヤックについては次の記事で紹介しますね。

屋久島に行くからには少し山も登ってみたいと思ってみたものの、普段全然運動しないママン。たまに膝も痛みますw(歳と体重のせいです)。縄文杉まではとても無理、太鼓岩ですら不安を感じます。でも山に登ってみたい!!もののけ姫のモデルになった苔むす森見てみたい‼ありました‼太鼓岩まで行かない、苔むす森までの半日トレッキングツアー♪しかも午前半日だから午後のカヤックとセットになったツアーへ申込み。ガイド無しでも登れるのでしょうが、私も娘もあまりアウトドア派ではないため不安でお願いすることにしました。この選択は初心者の私たちにとって正解だったと思います。山登りのグッズなども分からないため催行会社へ事前に連絡をして、苔むす森までのトレッキングに必要なもの、服装を教えてもらいました。ただ、言われた感じに近い服装で参加したのですが当日のガイドさんには服着すぎですよ~と。絶対熱くなるから脱いで行きましょうと言われました。「僕は中、半袖ですよ」ですって。ビックリ。

トレッキングシューズ・レインウェア・ザックの3点セットはレンタルしました。もったいないかなとも思いましたが、買ったとしても次回使うことがあるかも分からないのでレンタルで良かったと思います。こちらは予約の際にサイズを連絡すると催行会社の方が用意してくれます。ただ驚いたのは、詳しくは到着後ご案内しますとメールにあったので電話か宿泊先にでもおみえになるのかと思っていましたが、空港到着の際ロビーでお待ちでした‼レンタカー会社の方がボードを持って立ってみえたので「あれだわ~」って言ったら、娘が「ママ、名前が2つあるよ」・・・嘘でしょ・・・私レンタカー2台も予約しちゃった??いやいや、そんなことはない。短い時間の中に自分の中で自問自答。恐る恐る声をかけると「レンタル品お持ちしました。若干の説明もあります」そういうことね。聞いてないわ~!!レンタカー会社の方にしばしお待ちいただき説明を受けました。こんな受け渡し方法があるとは。結構前日に宿に届けてくれるって記事があったので勝手に思いこんでました。

服装

・ドライシャツ

・フリースのタートルネック(ユニクロ)

・防寒防湿ズボン(ワークマン)

・スパッツ

・厚手の靴下

・レインウェア

1月とはいえ、屋久島は本島よりも暖かい、その上今年は暖冬です。でも山の上はそれなりに寒いんじゃないか。しかも予報は雨。迷います。催行会社からの返事には、長袖のTシャツ(ドライシャツがおすすめ)と、ヒートテック長袖の重ね着。その上にフリース。薄手のダウンもお持ち下さい。手袋・ニット帽・ネックウォーマーもしくはマフラー。ちゃんと用意していきました。でも結果は、現地でガイドさんにフリースのシャツ脱いで、ダウンも置いて行って、手袋・ニット帽・ネックウォーマーも暑いから置いていきましょうね~。でレインウェア着たら大丈夫です。モコモコで行った自分たちが恥ずかしいw普段の冬の気温だったら催行会社に教えていただいた服装で良かったかもしれません。なんて言っても今年は並外れて暖冬ですから。登り切ってみるとガイドさんのおっしゃったとおり、ちょうど良い服装でした。最初の服装で行っていたら暑すぎて余計に疲れていたことでしょう。後ジーパンは不可ですよ。濡れると乾きにくくて重くなります。私はワークマンでストレッチの防湿防寒のズボンを購入しました。ズボンの中には暖かいスパッツを履いていきました。

持ち物

・飲み物500ml

・少量のお菓子

・折り畳み傘

・入山協力金500円任意。

飲み物は500mlで足りました。苔むす森の手前の白谷小屋で山の水を汲むことが出来ます。柔らかくて飲みやすい軟水でした。少量のお菓子とありましたが、山でもし遭難したらと思い、パンと多めのお菓子も持って行きました。その話をガイドさんにしたらガイドが居てここで遭難はないですねと笑われました。でも、ガイドさんが捻挫したりするかもしれないじゃないですか~って言ったら更に笑われました。お腹空くのが心配な人は持って行ってください。1つ失敗だったなと感じたのは折り畳み傘です。軽量で普段旅行に持ち歩きしているものを持っていってしまいましたが、雨なのは分かっていたのでもう少し大きめで丈夫なのを持って行けばよかったなぁと歩いている途中に感じました。あとレンタルのザックにはザックカバーが付属していましたが、完全防水ではないので大事なものはジップロックなどに入れて持って行きましょう。あと私たちはトレッキングが終了後宿まで一旦送って下さるとのことでした。昼食はカヤック出発までの間に食べておいて下さいと説明を受けていたので、前日に昼食をスーパーで購入しておきました。ツアーによってはお弁当持参の場合もあるので確認して下さいね。

いよいよ苔むす森へ出発です

当日は朝6:30にガイドさんが宿泊先までお迎えに来てくれました。当日はまぁまぁな雨でツアーはあるのかしと心配だったのですがガイドさんはこれくらいは小雨ですよ~って。雨の多い屋久島ではそうなんですね。登山口まで車で30分ほど。途中から山道を登って行くのですが、この日は霧が深くてすぐ前ですら全然見えない状態でした。カーブもきつく乗ってる間ドキドキ、ヒヤヒヤ。運転の上手いガイドさんでほんと良かったです。登山口の駐車場には一番乗り。オフシーズンのせいもあるでしょう。多い時には駐車場に車が入れずズラッと路上駐車が並ぶそうです。車の中でレインウェアを着てザックを背負い、トイレに寄って軽くストレッチをして入山です。途中沢を渡るところがあり、増水している時には諦めて引き返してこないといけないですと説明がありました。でもこれくらいなら大丈夫だと思いますから行きましょうと。まだ受付は開いていなくて入山協力金は下山後に支払うことにしました。

憩いの大岩

白谷雲水峡 憩いの大岩

階段を登ってしばらくすると大きな花崗岩、憩いの大岩。ここを登って行きます。雨なので滑るのではと思いましたが、花崗岩は滑らないんですって。確かに、雨でも全然滑りません、普通に上っていけます。しかも石に切り込みを入れて足場を作ってくれてあり、更に歩きやすくなっていました。お年を召した方も登山に挑まれることが多いためだそうです。

飛竜落とし

白谷雲水峡 飛竜落とし

白谷川を左に見ながら進むと飛竜落としの滝が見えてきます。

さつきの吊橋

白谷雲水峡 さつきの吊橋

さつきの吊橋をわたります。私にとってはここが一番心配だったところ。高所恐怖症なので吊橋苦手なのです。娘には思いっきり揺らしてあげるねと脅されていました。でもしっかりと安定していて不安なく渡れました。橋からの景色も楽しむことが出来ましたよ。さつきの吊橋を渡るとここからは本格的な登山道になっていきます。

白谷雲水峡

白谷雲水峡

途中おもしろい木や、苔むす感じもちらほらら。白谷雲水峡

沢も増水していなくて無事渡れました。

くぐり杉

白谷雲水峡 くぐり杉

願い事を唱えながらくぐると叶うかもしれませんよと言われ、家族の健康と幸せを願いながらくぐりました。

シカの宿

白谷雲水峡 シカの宿

穴の中で鹿が雨宿りする姿をイメージして付けられたそうです。

白谷小屋

少し前に男性用のトイレが作られ、男女別のトイレになったそうです。確かに小便器と一緒はどちらも気まずいです。入口の屋根も軒を少し出したそうでベンチが雨でも濡れないようになっていました。こういうところで協力金が活かされているんですね。ガイドさんが私たちに合わせてここでゆっくりめに休憩を取って下さいました。もぐもぐタイムです。山の水が水道からでるようになっているので飲んでみて下さいね。

七本杉

白谷雲水峡 七本杉

七つに枝分かれしているところから付けられたそうです。

苔むす森

白谷雲水峡 苔むす森

1番楽しみにしていたもののけ姫のモデルになった苔むす森へ到着です。入口からここまで約2km。無理なく到着。誰もいなくて貸切りの状態で景色を堪能出来ました。しかもガイドさんが可愛いグッズを持って来てくれて嬉しかったです。道中、持ってこようと思って忘れちゃったなんて話を娘としていたのにその時にはしらんぷり。私たちが写真を撮っている間にこっそりと苔の上に置いてくれていました。白谷雲水峡 苔むす森

のんびり撮影が終わったところで下山です。下山は不思議なほどにあっという間でした。途中よろけたり、大きな段差を降りるときには少し膝の痛みを感じることもありましたが無事に帰ってこれました。ガイドさんと楽しく話をしながら登ったおかげで辛いと思う箇所もあまりなく順調な道のりだったと思います。私たちが疲れそうなタイミングを見計らって立ち止まってくれたりしました。ここが今日の難所です。ここを5分くらい登ったらあとは大丈夫ですよ~とか些細な事ですが初心者の私たちにはとてもありがたかったです。不安がある方はガイドさんと一緒に登ってみて下さいね。

今回、天候やシーズンもあり、私たちが下山するまでに入山したのは私たちを含めて12人だけでした。自分たちのペースでゆっくり進めるし、それぞれのポイントでも余裕を持って写真撮影などが出来てとても良かったです。冬の屋久島ってどうなの?と来る前にはそんな思いもありましたが、冬の屋久島も十分楽しめると思います。

次の記事では「安房川のカヤックツアー」について書きますね。

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